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DC外伝名言(迷言)集

小説機動戦士ガンダム外伝〜コロニーの落ちた地で・・・〜には数多くの名言(迷言)があります。

その一部をここに紹介します。

詳しく知りたい方はぜひ角川書店より出版されている同作品を読んでみてください。

『機動戦士ガンダム外伝〜コロニーの落ちた地で・・・〜(上下巻)』
林 譲治著、矢立 肇・富野由悠季原作、千葉 智宏(スタジオオルフェ)協力
角川スニーカー文庫

Talk1 『オクトパスとは何ですか?』

ユライア「ウォルター司令官、このオクトパスとは何なのですか?」

ウォルター「オクトパスとはタコのことだ・・・・・・では君は納得しないだろうな。」

ユライア「ええ、海洋生物の講義を受けるために小官を呼んだのでしたら、すぐに失礼させていただきます。
      司令官もご存知の事情で小官の部隊も色々と立て込んでおりますので。」

 

Talk2 『引き受けさせていただきます』

ユライア「私も軍歴はそれなりにあるほうですが、これほど穴だらけの作戦計画書ははじめて見ました。」

ウォルター「ユーリ、そういう後ろ向きの発想はいかんな。
       指揮官の自由度の大きな作戦計画書とは解釈できないかね。
       君が自分の任務に必要と考えたなら、自由に君の幕僚として誰でも召集しても構わない。」

ユライア「自由度ですか・・・・・・しかし私が自由に振舞えばザビ家の方々は不快に思うでしょうな。」

ウォルター「まぁ、それはそうかもしれんが・・・・・・。」

ユライア「わかりました、引き受けましょう。」

ウォルター「おお、引き受けてくれるか!」

ユライア「ええ、あの一族が嫌がることなら喜んで引き受けさせていただきます。」

 

Talk3 『どっちがいいですか?』

ユライア「なぁ、アリソン大尉、この車、どうにも魚臭いとは思わんかね?」

アリソン「漁業組合の車輌を徴用したのですから、魚の臭いが残っているのは当然だと思いますが。
     ユライア中佐。」

 

アリソン「この型の車を指定したのは中佐であるのをお忘れですか?」

ユライア「忘れてはいないがね・・・・・・。」

アリソン「魚の臭いが中佐の任務に支障を来しますか?」

ユライア「いや、それほどひどいとは思わんが。」

アリソン「なら問題はないじゃありませんか。」

 

ユライア「しかし、ブルームのような町で、この型の車輌が漁業組合の物だけだとは意外だな。」

アリソン「ほとんどの車輌は我々以外の部隊が根こそぎ徴用しておりますから。
     まぁ、他に数輌ですがこれと同じ型の車輌は見つけましたけど。」

ユライア「見つけた?それなのに漁業組合のを徴用したのはなぜなんだね?」

アリソン「霊柩車の改造は手間がかかりますから。」

 

Talk4 『博打打ち』

エイドリアン「どうやら司令部の予想以上に連邦軍の動きが速かったようです。
        普通は少なくとも攻勢に出るには三倍の兵力は必要というのが常識ですが。」

小泉摩耶「兵は拙速を旨とすべし、か。」

エイドリアン「拙速というよりは自分には稚拙だと思えます。
        不十分な装備で大作戦を行うというのは、もはや作戦ではなく博打では?」

小泉摩耶「でもその博打のおかげでウォルター親父は司令部を移動した。
       我々も最後の物資移動の手配で猫の手も借りたい状況じゃない。
       失敗すれば博打でも、成功すれば作戦よ。
       それにあなたの言でいえば、私たちの輸送作戦も博打でしょ。」

エイドリアン「まぁ、投機性の高い軍事作戦であるのは確かでしょうか・・・・・・。」

小泉摩耶「それを普通は博打というの!
       あぁ、基地がこれほど点在していなかったら、輸送作戦ももう少し楽なんだけどねぇ。
       孤島のように点在する基地に陸路物資を輸送する。
       どう考えても危険と隣り合わせよね。」

エイドリアン「つまり、危険と隣り合わせが博打ということですか。」

小泉摩耶「まぁ、そういうことね。」

エイドリアン「うーん、すると大尉の副官をつとめる私などは毎日が博打ですね。」

小泉摩耶「エイドリアン、何が言いたいの?」

エイドリアン「大尉、そう恐い顔しないでください。
        怒ったりしたら・・・・・・私は博打打ちってことになりますよ。」

 

Talk5 『続・博打打ち』

エイドリアン「行けますかね、大尉。」

小泉摩耶「任せて、私はこれでも博打には強いんだから。」

アイドリアン「大尉が賭け事に強いとは知りませんでした。任せろというのは勝負師の勘にですか?」

小泉摩耶「勝負師?私は賭け事なんかやったことはないわよ。」

エイドリアン「だったら賭け事に強いってのは?」

小泉摩耶「ビギナーズ・ラックに決まってるじゃないの。」

 

Talk6 『愛機、ジャクリーンちゃん』

マイク「それより俺のジャクリーンちゃんは大丈夫かい。」

ボブ「あのなぁマイクさんよ。
   自分のMSに愛着を持つのは勝手だが、ジャクリーンなんて名前で呼ぶのはどうかと思うぞ。」

マイク「いいじゃないか自分の愛機を何と呼ぼうと。
    おやっさんはジャクリーンちゃんのDJを聞いたことがないから、そんな事が言えるのさ。
    それにMSに女の名前をつけちゃいけないって規則もないだろう。」

ボブ「あぁ、確かに自分の愛機に女の名前をつけちゃいけないって規則はない。
   でもジャクリーンは止した方が無難だぞ。」

マイク「どうして?」

ボブ「マイク、彼女のDJファンはお前さんだけじゃないってことだ。
   オーストラリア大陸にあるジムの五割がジャクリーンってパーソナルネームだって知ってたか?」

 

Talk7 『情けは人のためならず』

ウォルター「それじゃぁ、『アンクル・ドナヒュー』に一つ良いことを教えよう。東洋のことわざだ。
       『情けは人のためならず』、他人への親切はいつか自分に戻ってくる。
       このことを心に刻んで作戦に当たってくれ。」

ヴィッシュ「だったら連邦軍の連中にも情けをかけておきましょうか?」

ウォルター「中尉、敵に情けをかけるのはこちらのためにはならんよ。」

 

Talk8 『歌を歌いましょう』

レオン「隊長、マイクのさっきの作戦ですけど、貯水タンクの爆破は論外ですけど、
     その他は使えそうじゃありませんか?」

レイヤー「どういうことだ、レオン。」

レオン「一人が意表をつくところから現れて、トーチカ群を攻撃する。
     それで敵の注意がそっちに集中したころに、都市部に本隊が進出して、軍事施設を攻撃するんです。」

レイヤー「なるほど、確かにそれならアリス・スプリングスの損害も最小限にできるな。
      しかし、誰が囮になるんだ?」

アニタ「そりゃぁ、隊長。都市部では動き難いと愚痴ってた人に決まってますわ。」

レイヤー「なるほどな、どうだマイク。」

マイク「了解。こんなことなら、愚痴をいわずに歌でも歌えば良かったですよ。」

 

レイヤー「マイク、作戦の一部を変更する。」

マイク「何ですか隊長?」

レイヤー「戦闘中、歌を歌うことを許可する。」

マイク「敵を聞き惚れさせるんですね。」

レイヤー「いや、混乱させるのさ。」

 

Talk9 『ハタハタ』

ユライア「キャリートンの物資集積所が破壊されたのは打撃であるのは間違いありませんが、
      作戦全般への影響は何とか最小限には抑えられそうです。」

ウォルター「そうか、作戦への影響は最小限に抑えられそうかね。」

ユライア「それが小官の職務でありますから。物資集積所を分散させて正解というわけです。
      そうでなければ、いまごろ我々はザクに持たせる白旗を縫っているところですよ。」

 

Talk10 『実は隠れファン』

ウォルター「そうか、キャリートンの埋め合わせはつくか・・・それは良かった。
       ところでだ、ユーリ、連邦軍の反攻作戦が地球的な規模で行われているのは知っているかな?」

ユライア「えぇ、存じています。
      何しろオーストラリア大陸でラジオやTVに入る電波と言えば
      連邦軍の宣伝放送だけになってしまいましたからね。
      若い連中なんかジャクリーンとかいう軽薄な小娘にうつつを抜かす有様ですよ。」

ウォルター「儂は彼女がそれほど悪い娘だとは思わんがなぁ・・・・・・。」

ユライア「えっ、何ですって司令官・・・・・・。」

 

Talk11 『ユライア中佐の提案』

ユライア「司令官・・・・・・連中はこんな内容の通信を、この程度の強度しかない暗号で送ってきたんですか!」

ウォルター「そうなんだ、この程度の暗号で送って来たんだ。昨日のいまごろだ。」

ユライア「こんな強度の低い暗号、一日もあれば連邦軍は解読してしまいますよ。この疫病神め!」

ウォルター「どうすれば良いと思う、ユーリ?」

ユライア「ズゴックか何か適当なMSを手配して、この潜水艦を沈めちまいませんか?
      それが一番だと思いますが。」

ウォルター「ユライア・ヒープ中佐、気持ちはわかるがもっと建設的な意見はないかね。」

 

Talk12 『可愛い少女時代』

小泉摩耶「もう本当についてないったらありゃしない!」

エイドリアン「大尉、一昨日からずっとそう言ってますけど、飽きませんか?」

小泉摩耶「大丈夫よ、エイドリアン。
       私はけっこう飽きっぽい性格だけど、愚痴だけは飽きたことないから。継続は力よ。」

エイドリアン「では、せめて副官の前では愚痴らないとかできませんか、摩耶大尉?自分だけの胸にしまうとか。」

小泉摩耶「自分の胸にしまったら、愚痴にならないじゃないの。」

エイドリアン「副官は上官の愚痴を聞かないとならないのでしょうか?」

小泉摩耶「エイドリアン、人間そうやって成長して、大人になるのよ。
       あなただって少女時代には早く大人になりたいと考えたんじゃなくて?」

エイドリアン「はい、少女時代は。いまはあのころに戻りたいと真剣に思います。
        上官の愚痴を聞かなくて済みましたから。」

小泉摩耶「可愛くないわね。」

エイドリアン「ええ、もう少女ではありませんので。」

 

Talk13 『大尉は気が短いんです』

小泉摩耶「私は摩耶大尉、こっちは副官のエイドリアン少尉、あとは家の若い衆よ。
       で、さっそくだけど、問題の物はもってきたの?」

ジョコンダ「まさか、あれを初対面のあなたがたに渡すとでも?」

小泉摩耶「だったら何をしにこんなところに呼び出したわけ?
       言っておきますけどね、私は部隊を留守にできるほど暇じゃないのよ。」

エイドリアン「それと余計なことかもしれませんけど、大尉は気が短くて、
        怒らせると何をするかわかったもんじゃ・・・・・・痛い!
        大尉、いきなり叩かなくてもいいじゃありませんか!」

小泉摩耶「あっそう、じゃぁ、今度から叩く前に教えるわね、エイドリアン。」

ジョコンダ「とても忙しそうには見えないけど、オクトパスの皆さん。」

 

Talk14 『頑張ってね』

エイドリアン「大尉、どうするんですか?」

小泉摩耶「なに、エイドリアン?ユーコン隊のこと?」

 

小泉摩耶「私達がすることは何もないわよ。何をどうするかは連中が決めること。
       それより先に私達にはすることがあるでしょ。」

エイドリアン「でも例の物資は・・・・・・。」

小泉摩耶「あんなもの私達には必要ないわ。ユーコン隊の連中が降伏するか、闘ってくれるか、
       いずれにせよそうなれば厄介ごとの種は連邦軍が処分してくれるわよ。」

エイドリアン「でも、彼らが脱出を決意したら我々が支援に当たらねばならないのでは。」

小泉摩耶「そうね、その時は・・・・・・エイドリアン。」

エイドリアン「何でしょう、大尉?」

小泉摩耶「難しい任務だけど、頑張ってね。」

 

Talk15 『最愛の人』

ウォルター「それで、どんな連中なんだ、その運ばれていた厄介者とは?」

ユライア「我が人生最愛の人、キシリア・ザビ閣下直属の特殊部隊です。
      ほとんどシージャック同然に潜水艦に乗り込んできたそうです。
      上官が上官なら部下も部下ですよ、まったく。」

 

Talk16 『いい性格』

ニアーライト「エイドリアン中尉ね、覚えておくわ。
        あんたみたいな『いい性格』をしている士官は初めてだわね。」

エイドリアン「ええ、子供のころからよく言われてました。あなたは『良(よ)い性格』ねって。」

 

Talk17 『厄払い』

エイドリアン「軍曹、食卓塩あるかしら?」

軍曹「食卓塩ですか?ええ、それくらいならありますけど何に使うんで?」

エイドリアン「大尉から教わったことをやってみようかなと思って。」

軍曹「摩耶大尉からですか?」

エイドリアン「良くわかんないけど、日本の古くからの風習だそうよ。
        大尉が嫌な上官とかが帰った後によく私が命じられたのよ。」

軍曹「どんな命令です?」

エイドリアン「エイドリアン、厄払いに塩でも撒いとけ!ってね。」

 

Talk18 『生きる女』

ヴィッシュ「誰かと思えば摩耶大尉・・・・・・言っておきますが、いまさらこのゲルググは返しませんからね!」

小泉摩耶「いきなり挨拶抜きでその言い草はないじゃないの。」

ヴィッシュ「胸に手を当てて、いままでの行いを振り返ってみてはいかがですか?」

小泉摩耶「生憎とあたしは過去じゃなくて今と未来に生きる女なの。
       で、ウォルター大佐からの命令を伝えるわね。」

ヴィッシュ「どうして司令官が直接にではなく、しかも輸送部隊の大尉がなんですか?」

小泉摩耶「固いこと言わないの。こんなご時世だから通信回線が色々と輻輳しているのよ。
       それに極秘任務だからね。」

ヴィッシュ「極秘任務?」

小泉摩耶「あなたマッチモニードって特殊部隊知ってる?」

ヴィッシュ「あぁ、あの連中ですか。装備は一流、腕は二流、人間は三流の部隊ですね。
       それがどうしました?」

小泉摩耶「暗号通信をそっちに送るわね。」

ヴィッシュ「そんな、解読キーの設定もしていないのに・・・・・・。」

小泉摩耶「あたしの生年月日を順番に並べて二倍して、
      それにユーリの副官アリソン・ハニガン大尉の生年月日を三倍した数字を続けて、
      あたしたちが別れた日にちを続けた数列が解読キーよ。
      わからないデータはないわよね?」

ヴィッシュ「覚えていますよ、というかどちらかといえば俺はあの時のことは忘れてしまいたいくらいなんだけどな。
      でも、あんな昔のこと・・・・・・今と未来に生きる女じゃなかったんですか、大尉は?」

小泉摩耶「お生憎さま、あたしはねぇ、仕事に生きる女でもあるのよ。」

 

Talk19 『重要な雑用』

小泉摩耶「どう、あんた達も少しは慣れた?」

ジョコンダ「ええ、何とか。潜水艦ではこういう雑用ばかりやらされていましたから。」

小泉摩耶「あのね、ジョコンダ少尉、補給部隊の需品管理は雑用ではなくて、重要な支援業務なの。
       わかってる?その辺のこと?」

ジョコンダ「あっ、それは十分に。雑用も大切な仕事であるのはわかってます。」

 

Talk20 『働けど働けど、我が暮らし楽にならざりけり』

ヴィッシュ「一つ質問していいかな?」

ユライア「何だね隊長?」

ヴィッシュ「補給部隊の指揮官とは、みんな中佐みたいに人使いが荒いのか?」

ユライア「そういう後ろ向きの解釈をしてはいかんな。人的資源の効率的運用と言ってもらいたいな。」

ヴィッシュ「念の為に言っておくけども、我々は昨夜、連邦軍の航空基地を奇襲して、
       基地施設をしばらく使えなくしてきたんだ。」

ユライア「あぁ、あれは見事な作戦だったね。」

ヴィッシュ「で、この基地に戻ってきたのが一時間前。
       軽い食事をして愛機の緊急整備が終わったのは二分前だ。」

ユライア「そう、だから今出撃を要請したんじゃないか。
      ちゃんと食事もとったし、整備もしたし、出撃には支障ないんじゃないかね。」

ヴィッシュ「休養とかそういう・・・・・・。」

ユライア「あぁ、隊長。若いうちはそういう休むことを考えないほうがいいな。若いうちこそ働かないと。」

ヴィッシュ「わかった、わかりました。出撃しますよ。」

ユライア「いやぁ、ろくに休養もさせずに出撃させてすまんね。」

 

この他、小説上下巻中にはさらに目を見張るやり取りが多数含まれています。

特に上巻にて描かれるレイヤー中尉とスタンリー大佐のやり取り、

レイヤーとヴィッシュの停戦協定を結ぶ際の緊迫感など、例を挙げればきりがありません。

これを見たことによって少しでも興味を抱かれた方は、

願わくば実際の作品を手にとって見ていただけると幸いに思います。

きっと、貴方をよりガンダム外伝への世界へと誘ってくれること間違いなしでしょう。

 

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